2016年6月30日木曜日

おうちを出た後で


おうちを出た後で、

あれでよかったのかな、ほかのやり方はなかったのかなと思うことはたくさんあります。

 

身体を使うケアであれば、検証・検討することでよりいい方法に出会えることもありますが、

その合間の、人と人が向き合っているな、というような時間には、

答えのない、技とかではない、その状況でしか生まれない時間が流れているような気がします。

 

仕事であるけど、だからといって割り切れるという感じでもなく、

人の人生に向き合っていて、だけど関われることは限られていて、

深く関わろうとすれば距離がうまく取れなくなる。

 

 

マニュアルではなく(きっともしマニュアルが100あったとしても、たいていの方は当てはまらない)、その時々の「自分」が試されている。

こちらのルールに当てはめていないか、逃げていないか、自分の常識で考えていないか、

ちゃんと耳を澄ませているか。

 

 

この仕事が好きだな、楽しいなと思う気持ちと同じくらい、

「これでいい」「わかった」という気持ちにならないことが、

自分を後押ししてくれる、という気がしています。

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