訪問先への移動は、わたしは自転車で、もう一人の齋藤はバイクで。
移動中は風が気持ちいいですし、おもしろいことにもよく遭遇します。
ある日、幹線道路沿いのゆるい坂道を自転車で下っていると、
ワゴン車が横を通り過ぎました。
その窓から、小学校低学年くらいの男の子が窓を開けて
両手をブンブン振って、こちらに向かって何か叫んでいます!
「アーモーーレーー!」笑
いや、でも大人ですから、わたし。
余裕の笑みでニコッと会釈をしました。照れてなんかいませんよ。
信号で止まったその車を追い越すときにも、再度「アモーレ!」と叫んでくれました。笑
車の中には何人か同じくらいの年齢の男の子。
友だちと一緒にお出かけで楽しいんだろうな、はしゃいじゃうよね。
「バーカ!」でもいい筈なのに、「アモーレ」とは・・・やるもんです。
そして、またある日の移動中。
久しぶりに暑い午後。日差しがまぶしくて、頭もクラクラします。
前を走っている自転車を追い越そうとしたら、
「暑いね~」と声をかけられました。どうやら自転車を運転してるのはおじいちゃんのようです。
「ほんと、暑いですね~」少しだけ振り返り、親しみを込めてお返事。
そのまま走り去っていくわたしの背中越しに、
・・・あれ?おじいちゃん、まだ話を続けてるっ?
「でも、あんたは健康そうだ!運動してるからだな?」
「おれは顔色見ればわかるよ、健康そのものだな!」
それにしても、よく通る声ですなぁ。
わたしはそっちまで聞こえるように、大きな声で笑い続けました。
おじいちゃん、また今度ゆっくり話しましょう!
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