ちいさなひまわりの話。
たんぽぽよりもちいさなひまわり。
冬、ことりさんたちのごはんとして、用意したひまわりの種。
女の子が遊びに来て、その種を植木鉢に植えた。
咲くのかな?
どーだろうね。
どーだろうね。
大きくなるのかな?
どーだろうね。
どーだろうね。
春になり、芽がでてきた。
芽が出てきて、よろんだ女の子は、水をたくさん上げた。
でも、その鉢植えには大切な木が一緒に生えていて、春にはあまり水をあげないのがいいらしい。
ぼくは、あまり水をあげないでねと強い口調でいうと、女の子は水を上げなくなってしまった。
ひまわりと女の子、ごめんなさい。
それでも、ひまわりの芽は少しづつだが上に上に伸びていった。
僕はかくれて水をあげていた。
僕はかくれて水をあげていた。
たまに、しおれそうになる時もあったが、水をあげると元気になった。
葉っぱに青虫がついて、ほとんどたべられそうになったとき、青虫さんに引っ越しをお願いして、なんとかなった。
夏。
ひまわりや 少女の思い とどき咲く
返信削除・・・LHオヤジ
>LHオヤジさん
返信削除小さき笑顔 互いを見合う
・・・ことりえり